「スマホのテザリングが切れてオンライン会議が固まる…」そんなストレスを一気に解消してくれたのが、新登場の Rakuten WiFi Pocket Platinum でした。わずか103 gの軽さと1円スタートのコスパに惹かれ、私も通勤バッグに常備するようになって約半年。今回は実際の使い勝手と、1円キャンペーン&ポイント還元でどこまで通信費を抑えられるのかを徹底検証します。
記事では デザイン・セットアップ → 速度 → バッテリー → 料金 → 他社比較 の順にレビュー。最後には「端末1円」か「紹介ポイント」か、あなたに合った選び方もまとめています。楽天経済圏で節約を楽しみたい方は、ぜひチェックしてください!
Rakuten WiFi Pocket Platinumとは?
「Rakuten WiFi Pocket Platinum」は、楽天モバイルが2024年7月に発売した自社製モバイルルーターです。重さわずか約103 gの手のひらサイズながら、プラチナバンド(Band 28/700 MHz)を含む主要4G帯域に対応。最大16台まで同時接続でき、テザリング切断に悩むスマホユーザーや外出先でPC・タブレットを使う方の“もう一つのネット回線”として活躍してくれます。
項目 | 仕様 |
---|---|
サイズ | 約96.5 × 65 × 15.3 mm |
重量 | 約103 g |
バッテリー | 2,440 mAh(連続通信 約10時間) |
同時接続 | Wi-Fi最大16台+USB 1台 |
Wi-Fi規格 | IEEE 802.11 b/g/n(2.4 GHz) |
対応バンド | LTE B1/3/7/18/19/26/28/38/41 |
通信速度 | 下り最大150 Mbps/上り最大50 Mbps |
SIM種別 | nanoSIM |
▶ Rakuten WiFi Pocket Platinum 公式商品ページ
Rakuten最強プランとの相性
本機は音声版「Rakuten最強プラン」のSIMを挿すだけで利用できます。料金はデータ量に応じた三段階制で、
3 GBまで1,078円/20 GBまで2,178円/無制限3,278円。上限が決まっているため、使いすぎても安心です。
- Rakuten Linkアプリ経由で国内通話0円
- 楽天市場のSPUが+4倍になり、買い物ポイントを底上げ
- 家族割「SAIKYO FAMILY」適用で1回線あたり110円引き
- 従業員紹介キャンペーン経由で最大14,000ポイント還元
端末1円キャンペーンと紹介ポイントを組み合わせれば、初期費用をほぼゼロに抑えながら完全データ無制限のモバイル回線を確保できます。
実機デザイン

マットホワイトの筐体は名刺より一回り大きい程度。中央のカラー液晶で 残データ量や接続台数をひと目で確認できます。背面や側面に凹凸が少なく、 バッグやポーチに入れても他のガジェットを傷つけにくいのがうれしいポイント。

- USB-C充電:スマホと同じケーブルでOK
- nanoSIMスロット:キャップ一体型で紛失の心配なし
- 物理ボタンは1つ:電源&メニュー兼用で操作を最小限に
接続・セットアップの手軽さ
初期設定は3ステップで完了します。
- 電源を入れる
- スマホ/PCのWi-Fiリストから
RakutenWiFiPocket-xxxx
を選択 - 背面シールのパスワードを入力
※カメラ対応端末なら液晶に表示されるQRコード読み取りで自動入力も可能
専用アプリや面倒なAPN設定は不要。SIMを挿して30秒ほど待つだけで 通信を開始できるため、モバイルWi-Fi初心者でも迷いません。
通信速度&電波品質【みんそく公開データ】
自宅やカフェでのリアルな体感を知るために、ユーザー投稿型の速度計測サイト 「みんそく(minsoku.net)」 で公開されている 2025年3月〜5月の最新データを集計しました。 ここでは世田谷区の測定結果を中心にまとめています。
測定カテゴリ | サンプル数 | 下り平均 | 上り平均 | Ping平均 | 主な利用シーン目安 |
---|---|---|---|---|---|
Rakuten WiFi Pocket (モバイルルーター) |
211件 | 13.8 Mbps | 15.3 Mbps | 43.4 ms | SNS・動画SD◎/会議○ |
楽天モバイル(スマホ回線) | 1,203件 | 60.3 Mbps | 30.4 Mbps | 43.3 ms | 動画HD◎/会議◎ |
読み取りポイント
- 下り10〜30 Mbpsあれば YouTube 1080p や Zoom 会議が概ね快適。
- スマホ回線よりモバイルルーターの平均値が低いのは、
室内・地下など電波状況が厳しい場所での投稿が多いためと思われます。 - 楽天モバイルは2024年6月に700 MHz帯(Band 28)のサービスを開始し、現在も基地局を順次拡大中です。私の体感としても通信の途切れが減り、速度の安定度が向上したと感じています。
- 速度は時間帯や建物構造で大きく変動します。購入前にみんそく(ユーザー実測マップ)や楽天モバイル公式のサービスエリアマップをチェックして、自宅周辺の傾向を把握しておくと安心です。
※数字はみんそくに投稿された実測データの平均値です。 通信速度は環境により変動します。
ちなみに私自身も日常的に使っていますが、動画視聴やオンライン会議は上記のみんそく平均と同じ体感速度で問題なくこなせています。
バッテリー持ちを検証
公式スペックではバッテリー容量 2,440 mAh/連続通信 約10時間と案内されています。ただしバッテリー駆動時間は通信量・接続台数・電波状況・端末温度で大きく変動します。ここではメーカー公表値を基準に、代表的な使い方から推定できる「目安時間」を示します(シミュレーションであり、実測ではありません)。
想定シーン | 主な使い方 | 推定稼働時間の目安 |
---|---|---|
ライトユース | スマホ1台でSNS・音楽ストリーミング中心 | 7〜9時間 |
リモートワーク | ノートPC1台でオンライン会議+ブラウジング | 5〜6時間 |
ヘビーユース | PCとタブレット計3台でHD動画+大容量DL | 3〜4時間 |
なお、私自身はリモートワークに近い使い方(ノートPCでのオンライン会議+ブラウジング中心)で利用することが多いですが、上記の「5〜6時間」程度という目安はおおむね体感と一致しています。
長く使うためのヒント
- USB-C給電しながら利用 5 V/2 A以上出力のモバイルバッテリーなら充電と通信を同時に行えます。
- 自動スリープを活用 接続デバイスがないときは液晶とWi-Fiを自動オフに設定し、省電力化。
- 高温環境を避ける 直射日光が当たる車内や屋外ではバッテリー消耗が早まるため、できるだけ日陰やバッグ内に収納。
※表の稼働時間は使用パターンから算出した参考値です。実際の持ちは環境により前後します。購入後はご自宅や職場で一度フル充電→終日利用し、ご自身のペースに合うか確認することをおすすめします。
料金と1円キャンペーン(2025年5月)
Rakuten最強プランの料金表
月間データ量 | 月額料金(税込) |
---|---|
~3 GB | 1,078円 |
~20 GB | 2,178円 |
無制限 | 3,278円 |
段階制なので「ほとんど外で使わなかった月」は 1,078円で済み、出張や旅行でたくさん使った月でも 3,278円が上限。テザリングと違いスマホのバッテリーを消耗しないので、コスパ面でもメリット大です。
端末代が実質1円になるキャンペーン
- 期間:2025年5月1日~終了日未定(予告なく変更・終了の可能性あり)
- 対象:Rakuten最強プラン(音声SIM)を新規契約またはMNPで同時に申し込む人
- 内容:通常価格 10,820円 → 1円
※回線開通確認後に端末割引が適用され、クレジット請求額が1円に - 制限:1人1台まで/購入後12か月以内の解約・プラン変更で割引分の返金請求あり
▶ 1円キャンペーンの申し込み手順はこちら
Rakuten WiFi Pocket Platinum 1円キャンペーン解説
従業員紹介キャンペーンで最大14,000ポイント還元
※端末1円キャンペーンと同時併用はできません。
ポイントを優先したい場合は、下記紹介リンク経由で通常価格10,820円のまま申し込み、開通後に最大14,000ポイントを受け取る形になります。
- 下のボタンから紹介リンクへアクセス
- Rakuten最強プラン(音声SIM)+Rakuten WiFi Pocket Platinumを通常価格で申し込む
- 開通翌々月末ごろまでに楽天ポイントを受け取り
端末割引よりポイント重視ならこちら
キャンペーン選択イメージ
選択肢 | 端末代 | ポイント還元 |
---|---|---|
A. 端末1円キャンペーン | 1円 | — |
B. 従業員紹介キャンペーン | 10,820円 | 最大14,000 P |
初期費用を最小化したい人は端末1円、楽天ポイントを貯めたい人は紹介キャンペーンと、ニーズに合わせて選ぶのがおすすめです。
キャンペーン内容は2025年5月時点。重複適用は不可のため、申込前に公式ページで最新条件をご確認ください。
他社ポケットWi-Fiとスペック横並び比較
項目 | Rakuten WiFi Pocket Platinum |
+F FS050W (SIMフリー) |
Aterm MP02LN SA (SIMフリー) |
---|---|---|---|
端末価格 (参考実売) |
1円 or 10,820円 キャンペーン選択 |
17,800円 | 9,000円前後 |
対応回線 | 楽天モバイル専用 | 楽天・ドコモ・au・ソフトバンク | 楽天・ドコモ・au・ソフトバンク |
LTE最大 | 150 Mbps | 300 Mbps (Cat6) | 150 Mbps |
同時接続 | 16台 | 32台 | 10台 |
バッテリー | 2,440 mAh 約10時間 |
3,040 mAh 約20時間 |
1,670 mAh 約8時間 |
サイズ/重量 | 96.5×65×15.3 mm/103 g | 143×76×17 mm/230 g | 91×57×14.2 mm/71 g |
ポイント還元 | 楽天市場SPU +4倍 | — | — |
機種ごとのおすすめポイント
- Rakuten WiFi Pocket Platinum ─ 端末1円+段階制で最安スタート。楽天ポイント派ならコレ一択。
- +F FS050W ─ Cat6・バッテリー大・32台接続とハイスペック。 楽天モバイルも含む4キャリアSIMに対応し、速度や同時接続数を重視する人向け。
- Aterm MP02LN SA ─ 超小型&低価格。出張や旅先で「とりあえず数日つなげればOK」というライトユーザーに◎。
価格は2025年5月時点の税込おおよそ。通信速度・稼働時間はメーカー公称値です。ご購入前に最新の販売価格・仕様をご確認ください。
SIMフリー端末を単体購入するよりPlatinumが“結局お得”な理由
- 端末代が桁違い
FS050Wをはじめ市販のSIMフリールーターは17,000円〜。 いっぽう Rakuten WiFi Pocket Platinumはキャンペーン適用で1円なので、 初期コストをほぼゼロにできます。 - 楽天ポイントSPU+4倍が効く
「Rakuten最強プラン(データタイプは対象外)」で回線を開通すると、 楽天市場の買い物が常時+4倍。 月1万円の買い物でも年間4,800ポイント=実質4,800円分の還元になり、 端末価格差をあっさり逆転できます。 - 段階制でムダが出にくい
使わない月は1,078円、たくさん使っても上限3,278円。 SIMフリー端末に他社100GBプラン(4,180円前後)を差すより 月額負担が抑えられるケースが多いです。 - 楽天経済圏サービスと相性◎
通信費を払いながらポイント還元を積み上げられるのは、 自社端末+最強プランならではの強み。
スペック面で+F FS050WやAterm MP02LNにメリットはありますが、 「費用対効果」で見るとRakuten WiFi Pocket Platinumが最有力。 まずは1円キャンペーンで試し、
もし物足りなければハイスペック機に乗り換える――という選び方が失敗しにくいです。
メリット・デメリット
メリット
- 端末1円スタート
キャンペーン適用で実質初期費用ゼロ。SIMフリールーターを買うより圧倒的に安い。 - 段階制でムダが出にくい
使わない月は1,078円、たくさん使っても3,278円が上限。 - 楽天ポイントSPU+4倍
楽天市場の買い物が常時+4%。年間4,800ポイント以上も狙える。 - プラチナバンド対応
700 MHz帯(Band 28)で屋内・地下がつながりやすい。 - 軽量103 g・手のひらサイズ
ポーチや小さめバッグにもすっと入る。 - 同時接続16台
スマホ/PC/タブレットをまとめて管理でき、テザリング切断も防げる。 - 設定が簡単
背面QRコードを読み取るだけ。APN・アプリ設定は不要。
デメリット
- 5G非対応
大容量アップロードや最高速を求める人はWiMAXやFS050W(Cat6)を検討。 - 楽天モバイル専用端末
他キャリアSIMを差しても動作保証はなく、実質楽天回線専用。 - 長時間利用はバッテリー補助が必要
PCをつないで動画視聴を続けると4〜6時間で残量低下。モバイルバッテリー併用推奨。 - キャンペーンの選択制
端末1円と紹介ポイント14,000 Pは併用不可。どちらを取るか事前に決める必要がある。 - プラチナバンド整備は進行中
Band 28のエリアは都市部から順次拡大中。地方や地下深いフロアでは4G Band 3のみになる場合も。
メリット・デメリットは2025年5月時点の情報をもとにまとめています。ご自身の利用シーンに合わせて比較検討してください。
こんな人におすすめ
- カフェやコワーキングで作業するフリーランス
スマホのテザリング切断やバッテリー消耗を気にせず、ノートPCを長時間オンラインに。 - 外回りが多い営業・保育園送迎ママパパ
地図アプリ+動画待機時間でも容量を気にせずに使える。プラチナバンド対応で屋内も安心。 - 固定回線を引くほどでもない一人暮らし
「週末だけ動画三昧」という月も段階制で上限3,278円。端末1円で初期費用も最小限。 - タブレットを持ち歩く学生・副業ワーカー
16台まで同時接続できるので、スマホ・iPad・PCをまとめてネットにつなげる。 - 楽天ポイントをしっかり貯めたい楽天経済圏ユーザー
最強プラン開通で楽天市場の買い物が常時+4倍。年間数千ポイントが狙える。 - 家族で端末をシェアしたい人
家族用タブレットやゲーム機も一括接続。最強家族プログラム(家族割引)で1回線110円引きになるのも◎。
上記は代表的な利用シーンです。ご自身のライフスタイルと比較しながら、コスト・速度・ポイント還元のバランスで選んでみてください。
まとめ
Rakuten WiFi Pocket Platinum は端末1円で始められ、データをたっぷり使っても月3,278円が上限。さらに楽天市場が+4%還元になるため、通信費とお買い物ポイントを同時に節約できます。
一方で 5G 非対応・楽天回線専用などの制限もあるので、最高速を求める方やマルチキャリア運用を重視する方は FS050W などの SIM フリー機と比較するのがベター。それでも初期コストとコスパの両方で見ると、Platinum はいま最有力候補と言えます。
「まずは安く試したい」なら端末1円キャンペーン、「ポイントをしっかり貯めたい」なら従業員紹介キャンペーン——ご自身の優先度に合わせて選んでみてください。
【端末1円で試す】
【ポイント重視ならこちら】
キャンペーン・料金は2025年5月時点の情報です。申込前に楽天モバイル公式サイトで最新条件をご確認ください。