Nothing Phone (4b)は、背面のGlyph Barと6.77インチの有機ELディスプレイを重視するなら、購入候補になるスマートフォンです。ただし、58,900円という価格を、処理性能やカメラだけで「お買い得」と断定するのは難しい機種でもあります。
同じ楽天モバイルで扱うPhone (3a)の128GB・ブラック/ホワイトは46,900円。AQUOS sense10の128GBは59,900円です。(4b)を選ぶには、12,000円安い(3a)や、1,000円高いsense10に対して、どの機能を優先するかを決める必要があります。[1][4][6]
この記事は、楽天モバイルとメーカーの公開仕様に基づく分析です。Phone (4b)の実機は未入手のため、操作感、発熱、撮影画質、電池持ちの実測評価は含みません。価格は税込で、2026年10月20日時点のものです。
最初に確認したい価格と比較条件
楽天モバイルでのPhone (4b)の製品価格は58,900円。RAMは8GB、ストレージは128GBです。2026年10月27日発売予定として予約を受け付けています。[1][2]
比較表は、販売元を楽天モバイル、保存容量を128GBにそろえています。回線契約による値引き、ポイント還元、下取り、端末返却を織り込まず、一括の製品価格を並べました。RAMや色による価格差は、そのまま表示しています。
Phone (3a)・AQUOS sense10とのスペック比較
| 項目 | Phone (4b) | Phone (3a) | AQUOS sense10 |
|---|---|---|---|
| 比較するモデル | 8GB/128GB | 8GB/128GB ブラック・ホワイト | 6GB/128GB |
| 税込一括価格 | 58,900円 | 46,900円 | 59,900円 |
| (4b)との価格差 | 基準 | 12,000円安い | 1,000円高い |
| SoC | Snapdragon 6 Gen 4 | Snapdragon 7s Gen 3 | Snapdragon 7s Gen 3 |
| 画面 | 約6.77インチ Super AMOLED | 約6.77インチ Flexible AMOLED | 約6.1インチ Pro IGZO OLED |
| 解像度 | 2,344×1,080 | 2,392×1,080 | 2,340×1,080 |
| バッテリー容量 | 5,200mAh | 5,000mAh | 5,000mAh |
| 外側カメラ | 約5,000万+800万画素 | 約5,000万+5,000万 +800万画素 | 約5,030万+ 5,030万画素 |
| 光学ズーム | 非対応 | 最大約2倍 | 非対応 |
| 背面の通知ライト | Glyph Bar | Glyph Interface | Glyph機能なし |
| 外部メモリ | 非対応 | 非対応 | microSDXC 最大2TB |
| 防水/防塵 | IPX4/IP6X | IPX4/IP6X | IPX5・IPX8/IP6X |
| 重量 | 約210g | 約201g | 約166g |
| 寸法 mm 高さ×幅×厚さ | 164.4×78.22×8.65 | 163.52×77.5×8.35 | 149×73×8.9 |
| SIM種別 | nanoSIM/eSIM | nanoSIM/eSIM | nanoSIM/eSIM |
| 5G方式 | Sub6 | Sub6 | Sub6 |
| Wi-Fi | IEEE 802.11ax対応 | IEEE 802.11ax対応 | IEEE 802.11ax対応 |
| Bluetooth | 6 | 5.4 | 5.2 |
| おサイフケータイ | 対応 | 対応 | 対応 |
| ワイヤレス充電 | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
出典:楽天モバイルの各製品・スペックページとNothingの製品情報。[1][2][3][4][5][6][7]
Phone (3a)のブルー128GBは48,900円で、上表のブラック/ホワイトより2,000円高くなります。購入時の在庫・販売条件は各製品ページで確認してください。画面サイズや画素数の違いは、画質の優劣を直接表すものではありません。
SoCとメモリは何を判断材料にするか
Phone (4b)のSoCはSnapdragon 6 Gen 4。CPU構成は2.3GHz×1、2.2GHz×3、1.8GHz×4の8コアで、RAMは8GBです。Phone (3a)とsense10にはSnapdragon 7s Gen 3が搭載されています。[2][5][7]
ここで注意したいのは、公式の「処理速度15%向上」「グラフィックス性能25%向上」という説明です。比較対象はPhone (3a) Liteで、Nothingラボの測定によるメーカー公表値です。Phone (3a)やAQUOS sense10より高速だと示す数値ではありません。[1][3]
機種名の世代やSoCの名称だけでは、ゲームのフレームレート、発熱、長時間の性能維持を順位付けできません。重いゲームを購入理由にするなら、遊びたいタイトルを同じ画質設定で比較した実機検証を待つ判断が適切です。
同じ128GBのsense10よりRAMは2GB多いものの、その差だけでアプリが常に快適とは言い切れません。一方、保存容量は128GBでmicroSDに非対応。動画やゲームを多く保存する人は、現在使っている端末の使用容量を確認してから選びたいところです。[2][7]
画面は大きさと120Hz表示が特徴
約6.77インチのSuper AMOLEDを採用し、解像度は2,344×1,080。メーカーは120Hzの可変リフレッシュレートに対応すると説明しています。スクロール時などの滑らかさを重視する人には注目点です。ただし、実際の表示頻度はコンテンツや設定にも左右されます。[2][3]
約6.1インチのsense10とは、画面の広さと持ち歩きやすさの優先順位が異なります。(4b)は幅約78.22mm、重さ約210gで、sense10より約44g重くなります。片手操作のしやすさを重視するなら、購入前にサイズ感を確認する価値があります。[2][7]
5,200mAhと充電機能の評価
バッテリー容量は5,200mAh。比較した2機種の5,000mAhから容量ベースでは4%増ですが、使用時間も4%延びるという意味ではありません。ディスプレイ、通信状態、処理負荷などで消費電力が変わるためです。[2][5][7]
メーカーの技術仕様は有線充電33Wと記載し、公式サポートはPPS方式の急速充電対応を案内しています。ワイヤレス充電は非対応で、楽天モバイルの製品ページでは充電器は別売りです。対応充電器の有無も、購入予算に含めて確認してください。[1][3][8][9]
メーカー公表の充電時間や連続使用時間には測定条件があり、実際の電池持ちや発熱の傾向は実機での確認が必要です。
カメラはOIS対応のメインと超広角
外側は約5,000万画素のメインと約800万画素の超広角。メインカメラは光学式手ブレ補正のOISに対応し、超広角は119度の画角と説明されています。メーカーは4K動画撮影にも対応すると案内しています。[1][2][3]
ただし、光学ズームは非対応です。Phone (3a)の最大約2倍の光学ズームと比べると、遠くの被写体を撮る機能では差があります。(4b)のデジタルズームは最大約10倍ですが、デジタルズームの倍率と光学ズームは同じ指標として扱えません。[2][5]
家族や旅行の撮影でも、広い範囲を写したいのか、遠くの人物を大きく写したいのかで必要な機能は変わります。夜景や動く子どもの写り、動画の手ブレ補正の効き方は、画素数やOISの有無だけで結論を出せないため、実機入手後に検証する項目です。
Glyph Barに価値を感じる使い方
Glyph Barは、背面の光で通知や進捗を確認する機能です。楽天モバイルとNothingは、タイマー、配達状況、大切な相手からの着信などを、画面を表に向けずに確認できると説明しています。[1][3]
机に伏せて置くことが多く、通知を見るたびに画面を開いてしまう人には、使い方が合う可能性があります。逆に、ケースや置き方で背面が見えないことが多ければ、購入の決め手になりにくいでしょう。これは機能の用途からの評価で、実使用による集中力改善を測定したものではありません。
配達や配車などの進捗表示は、アプリの対応状況によって動作が異なります。すべてのアプリで同じ情報を表示できるとは限りません。見た目の好みと、よく使うアプリで役立つかを分けて考えると判断しやすくなります。[1][3]
通信機能と日本での実用性
楽天モバイル向けモデルはnanoSIMとeSIM、おサイフケータイ、NFCに対応。Wi-FiはIEEE 802.11ax、Bluetoothは6に対応すると記載されています。海外向け情報でeSIM対応の有無を判断せず、日本で販売するモデルの仕様を確認することが大切です。[2]
5GはSub6に対応し、楽天モバイルの仕様表では下り最大1.93Gbps。比較機種は(3a)が最大1.89Gbps、sense10が最大1.94Gbpsですが、いずれも理論値です。この差から日常の通信速度に順位を付けることはできません。[2][5][7]
通信速度は利用場所や混雑、接続方式で変わります。他社回線で使う場合も、周波数帯の記載だけで全機能の動作を保証できるものではないため、利用先の動作確認情報を確認してください。
防水と保存容量は購入前に確認したい
Phone (4b)の防水はIPX4、防塵はIP6Xです。水の飛沫への備えと、水没への備えは異なります。IPX8にも対応するsense10とは、防水性能に違いがあります。[2][7]
保存容量128GB・microSD非対応、ワイヤレス充電非対応、約210gという条件も確認しておきましょう。これらはスペック表で判断できる制約です。一方、持ったときの重さの感じ方や、ケースを装着した際の握りやすさは実機で確認する項目です。[2]
58,900円をどう判断するか
Glyph Barを使いたい、6.77インチの画面を選びたい、Nothingの新しい外観やOSに魅力を感じる。そのうえで、望遠カメラがなく、保存容量128GB・約210gという条件に納得できるなら、Phone (4b)を選ぶ理由があります。
価格と望遠機能を優先するなら、46,900円のPhone (3a) 128GB・ブラック/ホワイトを先に比較したいところです。軽さ、防水性能、microSD対応を優先するなら、1,000円高いAQUOS sense10 128GBが有力な比較対象です。[4][5][6][7]
楽モバ部長としては、(4b)は「新型だからすべて上位」と考えず、Glyph Barを含む機能の組み合わせで選ぶ機種と評価します。撮影画質や高負荷時の動作に期待して買う場合は、実機検証を確認してからでも遅くありません。
楽天モバイルでPhone (4b)の現在の価格と仕様を確認する
よくある質問
Phone (4b)の価格はいくらですか?
2026年10月20日時点の楽天モバイルの製品価格は、8GB/128GBで税込58,900円です。ポイント還元や下取りを差し引いた金額ではありません。[1][2]
Phone (3a)より処理性能が高いですか?
公式の処理速度15%向上などの比較対象はPhone (3a) Liteです。(3a)に対して高性能だと示す数値ではありません。同条件の実機比較なしに性能順位は付けません。[1][3]
おサイフケータイとeSIMは使えますか?
楽天モバイル向けモデルは、おサイフケータイとnanoSIM/eSIMに対応しています。海外モデルと仕様を混同しないよう確認してください。[2]
防水性能はどの程度ですか?
IPX4の防水とIP6Xの防塵に対応します。水没への耐性を示す等級ではありません。[2]
望遠カメラとワイヤレス充電はありますか?
光学ズームとワイヤレス充電は非対応です。外側カメラはメインと超広角の2眼で、デジタルズームは最大約10倍です。[1][2][9]
Glyph Barでどのアプリの通知も同じように表示できますか?
タイマーや着信、配達状況などに利用できますが、進捗表示はアプリの対応状況で動作が異なります。すべてのアプリで同じ表示ができるわけではありません。[1][3]
実機レビューの記事ですか?
いいえ。楽天モバイルとNothingの公開仕様に基づく分析です。画質、発熱、電池持ち、操作感などの実測結果は含みません。
出典・公式情報
確認日:2026年10月20日。本文の番号は以下の公式情報に対応します。分析・推奨は公開仕様からの筆者の判断です。

