
Rakuten最強衛星サービスとは?
楽天モバイルと米 AST SpaceMobile は2020年3月に戦略的パートナーシップを締結し、低軌道衛星と市販 LTE スマートフォンを直接つなぐ世界初のネットワークを構築しています。今回 2025年4月23日には福島-東京間でエンドツーエンドのビデオ通話に国内初成功しました。これにより山間部・離島・災害時まで面積カバー率100%を目指す構想が本格始動します!サービス開始目標は2026年10~12月頃です。LTE対応スマホなら機種変更不要でそのまま利用できる見込みです。
注目してほしいポイント
- 機種そのまま:いま使ってる LTE スマホで OK。
- 圏外ゼロを目指す:山も海も離島も “つながる”。
- 災害時も安心:地上基地局がダウンしても衛星経由で連絡可。
低軌道衛星経由でのビデオ通話に成功
福島県ゲートウェイ局から 低軌道衛星(BlueBird) にアップリンクし、衛星が 530 km 上空を通過する 4 分間で市販スマホ同士でのビデオ通話を実現。遅延は「体感的にわずかで気にならないレベル」程度だったようです。
Rakuten最強衛星サービスによる衛星経由ビデオ通話デモの様子(福島-東京間)が公開されています。
AST SpaceMobile BlueBird衛星の強み
展開時直径 64 m 相当の反射型アンテナは Starlink Direct-to-Cell 衛星の約 36 倍の受信面積を持ち、少ない衛星数で広域カバーが可能です。
サービス開始までの道のり
Rakuten最強衛星サービスのサービス提供に向けて、以下の対応を進めています。
年 | マイルストーン |
---|---|
2022.9 | 試験衛星 BlueWalker 3 打ち上げ成功 |
2024.9 | 商用衛星 BlueBird Block 1 打ち上げ成功 |
2025.4 | 国内初の衛星-スマホ直接ビデオ通話実証 |
2026 Q4 | SMS/音声サービス開始、50基体制へ |
2027- | 100基超でブロードバンド提供・5G NR NTN対応 |
米 SpaceX が 2024 年末からテキストのみの「Starlink Direct-to-Cell」を段階導入中ですが、Rakuten/AST は初期から音声・動画通話を視野に入れる点が差別化ポイントとなりそうです。
想定されるユースケース
以下の利用用途を想定しています。
- 日常:登山・船舶・離島在住者の常用回線
- 災害:地上局損壊時のバックアップライフライン
- IoT:海洋ブイ・物流トラッキングなど広域 M2M
もう少しカジュアルに捉えると、
- 山頂で動画配信
- フェリー移動中の動画視聴
- 離島でリモートワーク
- 災害時の安否確認
- IoT で貨物をずっと追跡
などなど衛星通信ならではの利用方法が考えられます。
料金モデルと今後の課題
三木谷浩史会長は「価格は検討中」と述べつつ、既存プランに衛星容量を内包するハイブリッド型や、災害時の他社ユーザー開放など複数案をプレスに対して示唆されたようです。正式料金・周波数免許の取得、衛星量産速度が商用化の焦点となりますね。
まとめ
- どこでもつながる安心感
山奥でも沖合でも、もう「圏外」の文字にビクビクしなくてOK。衛星×スマホ直結で、重要なライフラインが常にポケットの中に。 - いまのスマホでOK
「新機種?買い替え必要?…めんどくさい!」──そんな心配は無用。現在の LTE 端末が、そのまま衛星回線に早変わりします。 - 災害時のバックアップにも最適
地上の基地局がダウンしても衛星がカバー。家族や仲間との連絡手段を二重化すれば不安を大幅に減らせます。 - サービス開始は 2026 年 Q4
SMS・音声からスタートし、衛星が増えるごとにデータ通信も高速&大容量化。アップデートのたびにワクワクが止まりません。 - 料金はまだ“白紙”=可能性は無限大
三木谷会長いわく「価格は検討中」。ユーザーに寄り添ったおトクなプランが登場するかも? 続報に期待しましょう!
Rakuten最強衛星サービスは「圏外ゼロ」の世界を実現する国内初の衛星直接通信網です。気が早いかもしれませんが正式サービス開始に備え、いまのうちに楽天モバイルへ乗り換えておきませんか笑
楽天モバイルの進化にご期待ください!