楽天モバイルには、Rakuten Linkを使った対象国内通話の無料サービスがあります。それなら、月額1,100円の「15分(標準)通話かけ放題」は何のためにあるのでしょうか。
選ぶ基準は、標準の電話アプリからどれだけ発信するかです。Linkからの対象国内通話が中心なら、有料オプションを追加する必要性は低くなります。一方、標準電話アプリを普段どおり使いたい人には、15分かけ放題を検討する理由があります。[1][2]
楽モバ部長としては、「通話が多いから加入」と一括りにはおすすめしません。この記事では、使うアプリ・1回の長さ・発信先を分け、公式料金から支払額を比較します。通話品質の実測や、利用体験に基づく評価ではありません。
確認日:2026年10月21日。金額は税込です。料金例は通常料金で計算し、プラン基本料金・初回無料特典・ポイント還元は含めていません。
結論:15分かけ放題が必要かは「標準電話アプリの使い方」で決まる
| 普段の使い方 | 判断の目安 |
|---|---|
| Linkから対象国内番号へ発信している | 追加オプションなしで使う方法をまず検討 |
| 標準電話アプリで短い電話を何度もかける | 有料オプションの検討価値がある |
| 標準電話アプリで月に数分しか発信しない | 通常の従量料金のほうが安い場合がある |
| 1回の通話が15分を大きく超える | 超過料金を含めて比較する |
| 0570など対象外番号への電話が中心 | その通話の料金対策にはならない |
無料で使えるLinkが合っているなら、そのまま利用するのが費用を抑えやすい方法です。標準電話アプリから発信する習慣がある場合は、実際の明細と次の料金比較を照らし合わせてください。
Rakuten Link・標準電話・15分かけ放題の違い
| 比較項目 | Rakuten Link | 標準電話・オプションなし | 標準電話・15分かけ放題加入 |
|---|---|---|---|
| 追加の月額オプション料 | 0円 | 0円 | 1,100円 |
| 使うアプリ | Rakuten Link | OS標準の電話アプリ | OS標準の電話アプリ |
| 対象国内通話の料金 | 無料 | 30秒22円 | 1回15分以内は追加通話料なし |
| 15分を超えた部分 | 対象通話なら時間による従量料金なし | 30秒22円 | 超過分は30秒22円 |
| 0570など対象外番号 | 無料対象外 | 発信先に応じた料金 | 無料対象外 |
Linkの無料通話と、標準電話アプリ向けの15分かけ放題は別の仕組みです。15分かけ放題に加入していなくても、Linkからの対象国内通話は無料です。無料対象外の番号があり、Linkでも長時間の連続通話などで切断される場合があります。[1][2]
15分かけ放題は、楽天モバイル回線で標準電話アプリを使いたい人向けの料金オプションです。デュアルSIM端末では発信に使う回線も確認してください。他社回線からの通話に、楽天モバイルのオプションは適用されません。
月額1,100円の元が取れる?通話時間・回数で比較
通常の対象国内通話は30秒22円なので、ちょうど25分なら1,100円です。ただし、この目安を月の合計通話時間だけに当てはめると判断を誤ります。15分かけ放題で追加料金がかからない範囲は、1回ごとに15分までだからです。
| 標準電話からの発信例 | オプションなし | 15分かけ放題加入 | 加入による差額 |
|---|---|---|---|
| 10分×1回(計10分) | 440円 | 1,100円 | 660円高い |
| 5分×5回(計25分) | 1,100円 | 1,100円 | 同額 |
| 10分×3回(計30分) | 1,320円 | 1,100円 | 220円安い |
| 10分×10回(計100分) | 4,400円 | 1,100円 | 3,300円安い |
| 30分×1回(計30分) | 1,320円 | 1,760円 | 440円高い |
| 30分×2回(計60分) | 2,640円 | 2,420円 | 220円安い |
全通話がオプションの対象となる国内番号への発信で、記載どおりの通話時間だった場合の計算です。SMS・対象外番号への通話・割引等は含みません。実際の通話料は30秒単位で計算されるため、端数のある通話では金額が変わります。
同じ30分でも、10分×3回と30分×1回は違う
10分を3回なら加入後は1,100円。30分を1回なら1,760円です。後者は15分を超える部分に660円がかかり、月額1,100円に上乗せされます。
加入判断では、標準電話での通話のうち「各回の最初の15分まで」に、どれだけ料金がかかっているかを見ます。その料金と、対象の国内SMS送信料の合計が月額1,100円を超えるなら、料金面で加入を検討しやすくなります。これは公式料金から計算した判断目安です。
なお、表の対象国内通話をLinkから発信する場合、対象通話の追加通話料は0円です。「オプションなしの標準電話より安い」ことと「Linkより安い」ことは分けて考えましょう。
15分かけ放題を検討したい人・追加しなくてもよい人
標準電話アプリで短い発信を繰り返す人
店舗への予約、取引先への連絡、家族への折り返しなどを標準電話アプリで行い、1回15分以内の発信が多い人は候補になります。アプリを使い分ける手間も含めて、月額1,100円を払う価値があるかを判断できます。発信先が対象番号かどうかは事前に確認してください。
Linkからの発信で困っていない人
普段からLinkを使い、対象国内通話を無料でかけられている人は、通話回数が多くても加入が必須になるわけではありません。長電話が多い場合も、標準電話で15分超過分を払う方法と比較する必要があります。
標準電話アプリからの発信が少ない人
月に10分だけ標準電話を使う例なら、通常通話料は440円です。通話以外の利用を含めない比較では、1,100円のオプションを追加するより安くなります。家族との連絡がLINEなど中心の場合も、まず実際の発信明細を確認するのがよいでしょう。
SMSも対象。ただしiPhoneのLinkとは仕様が異なる
15分かけ放題には、日本から国内番号への対象SMS送信も含まれます。ただし、SMSの送信上限は国際SMSも含めて1日200通です。海外宛てのSMSはこのオプションの無料対象になりません。[1]
iPhoneでは、Linkを使っている相手以外とのSMSは標準メッセージアプリで送受信します。Linkを入れているだけで、すべてのSMS送信が無料になるわけではありません。AndroidとiPhoneの仕様を分けて確認してください。[2]
SMSをよく送る人は、通話料だけでなく、通常時に発生している対象SMS送信料も比較に加えます。LINEやiMessageなどのメッセージは、ここでいうSMSとは区別してください。
加入前に確認したい3つの注意点
0570・188・国際電話などは無料対象外
15分かけ放題に入っても、0570から始まるナビダイヤル、188、国際電話などは無料対象外です。対象外番号一覧には衛星携帯なども掲載されています。「標準電話なら、どこにかけても15分無料」ではありません。[3]
問い合わせ先に通常の市外局番の番号も用意されている場合は、発信先と案内内容を確認しましょう。対象外番号への料金に、30秒22円という通常の国内通話単価を一律に当てはめることもできません。詳しくは公式の対象外番号一覧をご確認ください。
加入・解約は手続き完了時点から。日割りなし
加入前にかけた電話へ、後からオプションをさかのぼって適用することはできません。加入は手続き完了後の通話・SMSから適用され、解約も手続きのすぐ後に反映されます。[4]
通常の月額料金は日割りされません。無料特典が適用されない月は、月途中の加入・解約でも満額です。また、申し込みは月1回までで、同月内の再申し込みには制限があります。「月末に解約したつもりで、その後も無料通話が続く」と考えないようにしてください。[4]
無料になるのはオプション料。超過分などは別
初回無料の対象期間であっても、15分を超えた分や対象外番号への通話料まで無料になるわけではありません。無料期間中に使う場合も、1回の通話時間と発信先は確認してください。
初回1カ月無料の条件と終了日の確認方法
2026年10月21日の公式案内では、初めて15分かけ放題に申し込み、対象プランを利用するなどの条件を満たすと、オプション料金1カ月無料の特典があります。Rakuten最強プラン・Rakuten最強U-NEXTが対象に含まれ、データタイプは対象外です。再加入のたびに無料になる特典ではありません。[1]
終了日について、公式FAQはオプション利用開始日から1カ月経過後の月末と案内しています。たとえば10月15日に利用開始した場合は、同FAQの計算方法では11月30日までが無料期間となり、12月以降に通常の月額料金が発生する形です。開始日と適用状況は、必ず自分の契約画面で確認してください。[5]
my 楽天モバイルの「契約プラン」から、プラン・サービスの利用開始日を確認できます。無料特典の条件と終了日を確認したうえで、継続するかを決めましょう。公式FAQで無料期間の確認方法を見る
申し込み・解約はmy 楽天モバイルから
これから楽天モバイルを契約する場合は、申込画面のオプション選択で15分かけ放題を選びます。すでに契約している場合は、Web版my 楽天モバイルの「契約プラン」から「オプションサービスの追加・解約」へ進み、対象オプションを選択して変更を確定します。[6]
複数回線を契約している人は、操作する電話番号を先に確認してください。アプリからは、Rakuten Link内のmy 楽天モバイルから契約プランへ進む方法が公式に案内されています。
解約は対象オプションの「解約を申請する」から案内に沿って進み、最後に変更を確定します。画面途中で止めず、完了まで確認してください。手続き直後から対象外になるため、その後はLinkを使うか、標準電話の従量料金を払うかを意識する必要があります。[6]
15分を超えた通話の料金は、my 楽天モバイルの利用明細から確認できます。公式FAQによると、対象通話は無料分と超過分が1行にまとまり、通信料の欄に超過分が表示されます。[7]
よくある質問
15分かけ放題に入らないと、楽天モバイルの通話は無料になりませんか?
加入しなくても、Rakuten Linkからの対象国内通話は無料です。標準電話アプリからの通話とは料金の仕組みが異なります。0570など無料対象外の番号もあります。
15分は1カ月の合計ですか?
1回の通話ごとに15分までです。対象番号へ10分の電話を3回かけた場合、3回とも15分以内なので追加通話料はありません。月額オプション料は別です。
15分を超えると、最初の15分も有料になりますか?
対象通話であれば、15分を超えた部分に30秒22円がかかります。最初の15分までを含めて従量料金がかかるわけではありません。
月に25分以上話せば、必ず加入したほうがお得ですか?
一律には判断できません。標準電話からの対象通話か、1回15分をどれだけ超えるかで異なります。Linkの対象通話が中心なら、有料オプションなしでも通話料を抑えられます。
0570のナビダイヤルも15分まで無料ですか?
無料対象外です。188や国際電話などにも対象外の番号があります。発信前に公式の対象外番号一覧をご確認ください。
月途中に解約すると日割りで安くなりますか?
通常のオプション料金は日割りされません。解約は手続きのすぐ後に反映され、その後の標準電話からの通話は従量課金に戻ります。無料特典の適用状況は別途確認してください。
1カ月無料は、申し込んだ月の月末までですか?
公式FAQでは、オプション利用開始日から1カ月経過後の月末が終了日と案内されています。自分の利用開始日と無料特典の適用状況を確認してください。
留守番電話の月額料金も含まれていますか?
15分かけ放題に留守番電話の月額サービス料は含まれません。留守番電話も利用する場合は別途申し込みが必要です。1417への再生発信は15分かけ放題の対象ですが、15分超過分などには注意してください。
楽モバ部長の判断:通話時間より先に、発信アプリを確認しよう
15分かけ放題の価値は、標準電話アプリからの対象通話・SMSの料金を月額1,100円に収めやすくすることです。Linkを使えば無料になる通話まで、有料オプションが必要だと考える必要はありません。
まず発信アプリと明細を確認し、標準電話で短い電話を何度もかける人は検討、Link中心の人や標準電話の発信が少ない人は追加費用を抑える方向で判断する。この順序なら、自分に必要なサービスを選びやすくなります。
楽天モバイル自体が自分に合うか迷う場合は、楽天モバイルが合う人・合わない人も参考にしてください。
参照した公式情報
[1] 15分(標準)通話かけ放題:料金・条件・初回無料特典
[2] Rakuten Link:国内通話・SMS・iPhoneの仕様
[5] 初回1カ月無料特典の終了日の確認
[7] 15分を超えた通話料金の確認


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